本音で話せない
よほど通い慣れた美容室でない限り、本音で伝えれる、言いたい事が伝わる事は中々ない経験ではないでしょうか。もしそうであれば、もう新しい美容室は探していない事でしょう。そういった美容室に出会える事が一つの喜びかもしれません。そして、HairMakeDOT.もその一つの美容室でありたいと思っています。
だから、お客様が本音で話して欲しいタイミング、本音で話すべきタイミングを2つに絞って大事に取り組んでいます。
分からない時、疑問に思った時、痛いや不快など感情が動いてしまった時
仕上がりのタイミング
施術を行うにあたって、お客様への細心の注意を払っておりますが意図せぬ瞬間も起きてしまいます。液が染みる、目に髪の毛が入っていたい、耳にハサミやコームが当たって痛いなど、たくさんのタイミングがありますが、起きてしまう可能性の数々をリスト化し、お声かけと確認をスタッフ内で共有して参ります。
服が濡れてしまったなどは、施術中ずっと不快な思いをしなければなりません。もし、状況を共有する事ができれば何らかの対策を講じて、少しでも嫌な思いを軽減させて頂く事も可能となります。
しかし、実際は、お客様からは言いづらいというのが現状だと思います
その現状を変えていく事を一つの命題として、何が出来るのか？をスタッフ一同真剣に考え続けています。一つの答えとして施術が終わり、最後。。。仕上がりの瞬間を誠心誠意大切にする事を心掛けます。横や後ろを鏡で映して、『いかがですか？』と聞かれます。その瞬間に本音で応えて頂ける事を本気で考えます。
なぜなら、その瞬間が美容師にとっての施術の集大成の瞬間だからです。実際、お客様はたとえ、気に入っていなくても、やさしく、『大丈夫です』と言って下さっているはずです。
ここで、ここが気に入らない、もっと短くしたい、何か違う、何か変だけど何かは分からない、などを言ってしまえば、さらに時間がかかり、お店に迷惑をかけてしまったり、、、もしかしたら、もっと違うセットをすると良い感じになるかも、、、などと、多くの想いを巡らせ気を使わせてしまっているかと思うのです。
その瞬間にお客様の理想に応えられてないのであれば、当店の信念からは外れてしまいます。
そこで、心から、素敵だな・・・綺麗になった・・・嬉しい・・・と思ってもらいたい。
もし、何か違うのであれば、違和感があるのであれば、本音で言って頂きたいと思っています。
私達は、施術最後の瞬間に、本音で話して頂ける事を一つのゴールとして取り組んで参ります。
実施する事は2つ
2 理想のイメージを1つずつチェック
お客様の状態によってはその日の施術でお望みのスタイルを確立できない事が多々ございます。ですが、明確に状態を把握して適切に施していけば必ず理想のスタイル辿り着く事ができます。
ですが、今、どういう状態で、今日何をして、どうなっていけるか、が解らないとお客様を不安にさせてしまいます。
アドバイスシートによって、今の状態、これからどうしていくか、理想の状態を明確にする事で現在地から御自身のゴールまでをロードマップ的に把握して頂く事ができます。
これにより、先述の『大丈夫ですか？』の瞬間に美容師とお客様との認識の違いを限りなくなくす事ができます。
そして、共有させて頂いているイメージの施術ポイントを1つずつ確認させて頂く。もちろん、しつこくならないように要点を絞り方向性がお客様としっかり合っていたかを確認させて頂きます。もし何か違和感があれば遠慮なく仰って頂けるよう、私共としても是非とも言って欲しいという思いを伝えさせて頂くという意味で、丁寧に聞かせて頂く事を考えております。
今日はこういう施術を致しました、こういう状態でしたので、今はこうなっております、そして、これからこのように対応していきます、と、現在から未来までの状況を可能な限り細かくお伝えし理解を深めて頂いて、本当の大丈夫ですを言って頂けるように心を砕いて参ります。